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——お母ちゃんと始めた、ふたりの断捨離
最近、お母ちゃん(妻)が言い出したんです。
「押し入れ、整理してみようか」って。
なんとなく気まぐれかな?と思っていたんですが、
やってみると、まるで軽い引っ越しのような騒ぎに。
押し入れの奥から出てくる出てくる——
昔のアルバム、いつかの洋服、子どもたちの作品。
「これ、まだ使える?」「捨てるのはもったいないね」
そんな会話を繰り返しながら、ひとつずつ手放していく。
捨てるというより、“送り出す”という感覚でした。
🧺 ジャージとの、ちいさな別れ
そのとき、ひとつのジャージが出てきたんです。
お母ちゃんが買ってくれたもの。しばらく着てました。
でも、ほんとのところは——
「あのとき買ってくれたジャージ、ありがとうな。
しばらく着とったけど、実はなかなか自分にしっくり来んくてな…
思いきって手放そうかと思ってるんよ」「あらまあ、そうだったの?」
「気持ちはしっかり着込んどるから大丈夫(笑)」
「ちゃんと着てくれてたから、それだけで私はうれしいよ」
そんな、ほっこりしたやりとりがありました。
モノと一緒に、想いもやさしく整理していけた気がします。
🧹 心も、暮らしも整える
ふと気づいたんです。
これ、僕たちが元気なうちにやっておくべきことだなって。
このままだと、きっと子どもに全部任せることになってしまう。
思い出の詰まったモノを、残された人が仕分けするのは大変です。
モノが減るごとに、心も軽くなっていく。
断捨離って、ただの片づけじゃないんですね。
暮らしを整えることは、これからを生きやすくする準備。
夫婦で笑い合いながら進める断捨離は、
思い出を深め、絆をたしかめる時間にもなるようです。
お母ちゃんがくれたこのきっかけに、心から感謝しています
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