🧓🌿 スーパーエイジャーの健康習慣——71歳の僕が毎日続けている、小さなことたち

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こんにちは。
今回は、noteでもたくさんの反響をいただいた記事
「スーパーエイジャーの健康習慣」を、
ブログ読者のみなさんにも読んでいただきたく、こちらに載せることにしました。

71歳の今も、元気に歩き、働き、暮らせているのは——
日々のささやかな習慣の積み重ねがあるからこそ。
派手なことはしていません。
でも、ていねいに続けていることが、今の自分を支えてくれています。

「スーパーエイジャー」としての生き方のヒントになればうれしいです。
どうぞ、ゆっくり読んでいってください。


【はじめに】

「年齢を重ねてから、新しい生き方を見つけて、それを深く突き詰めていく」
僕はそんなふうに、スーパーエイジャーを生きていきたいと思っています。
元気に動ける毎日がありがたい。
そのありがたさを支えてくれているのは、ほんのささやかな習慣の積み重ねです。

特別なことはしていません。
でも、この毎日があるから、いまの僕がいます。


🌱 第1章:健康な老いは、毎朝の「習慣」から始まる

歳を重ねると、特別な運動よりも、
毎日の小さな動きのほうが大事になってくる。

僕の一日は、冷たい水で顔を洗うところから始まります。
ピシッと目が覚めるし、なにより気が引き締まる。
この冷たさが、「今日も始まるぞ」と身体に教えてくれるんです。

それから、トイレ掃除。
誰に見せるわけでもないけれど、
きれいに整った場所を見ると、心もスッと整うような気がします。

そして、靴を履いて歩き出します。
歩きながら、道ばたのゴミを拾ったり、
町の草木の様子に目をやったり。


風の匂いや鳥の声を聞いていると、
身体だけじゃなく、心も動いていくのがわかります。

ついでに玄関も掃除します。
玄関がきれいだと、その日一日が気持ちよく始まる。
そんな気がしているんです。

“特別なことは何もしていない”
でも、これを毎日続けることが、
僕にとっての「健康づくり」になっています。


🍅 第2章:家庭菜園がくれる、自然との対話

健康のために何かをする——
そんなつもりは最初はなかったんです。
ただ土に触れて、野菜を育ててみたかった。
それがいつの間にか、僕にとってかけがえのない“養生”になっていました。

畑に立つと、まず空気が違う。
朝の光を浴びながら、土の感触を足裏に感じると、
身体の奥から力が湧いてくるような気がします。

鍬を持つ。雑草を抜く。苗を植える。
ひとつひとつの動きが、自然な筋トレになっている。
畑で汗をかいた日は、体も心もよく眠れるんです。

そして、うちの畑はちょっと変わってます。
米ぬかや台所から出る野菜くずを集めて、
時間をかけて堆肥を作っているんです。

最初は手間ばかりかかると思っていましたが、
いつしかその「手間」こそが楽しみになってきました。
育てた土が育ててくれる野菜たち。
その野菜をいただく自分たちの身体。

そんなある朝、食卓に並んだおかずを見て、
お母ちゃんがふっと言いました。

「これ、全部、うちの畑で採れたのよ。」

小松菜、玉ねぎ、大根、トマト。
どれも見慣れた野菜だけれど、
自分たちの手で育てたものが、こうして食卓に並ぶというのは、
なんとも言えない嬉しさがあります。

なにより、お母ちゃんのそのひとことに、
日々の手間も苦労も、すべて報われた気がしました。

家庭菜園は、体を動かす場であり、
自然と向き合う場であり、
そして——夫婦の思いやりが実る場所でもあるんです。


🧠 第3章:心の健康も習慣から

健康というと、つい体のことばかり思い浮かべてしまうけれど、
年を重ねるほどに感じるのは、
心の調子が体の調子を左右するということです。

身体が元気でも、心がくたびれていたら前に進めない。
だからこそ、僕は**“心をととのえる小さな習慣”**を意識しています。

そのひとつが、夜の5分ふり返り
寝る前に、今日よかったこと・反省したことを、
静かに頭の中で整理するだけです。

もうひとつ、大事な習慣があります。
それは、noteやブログで書くこと。

何気ない日々でも、
言葉にしてみると、「こんな気づきがあったんだ」と思える。
誰かに伝えるつもりで綴ることが、
結局は自分の気持ちを整える作業になっているんだと思います。

そして何より大切なのは、
やっぱりお母ちゃんとの毎日の会話です。
心の健康もまた、派手なことは要らない。
大切なのは、気づかないくらい小さな習慣を、
大切に積み重ねていくことなのかもしれません。


🕊 第4章:健康は「がんばらない工夫」から生まれる

若いころは、「がんばってなんぼ」だと思っていました。
でも今は、ちょっと違います。

がんばりすぎないほうが、かえって長く続く。
そして、その“続けること”こそが、健康につながるということ。

「やれる形で、無理なくやる」
疲れたら立ち止まる。
雨の日は家の中で体をゆるく動かすだけ。

“がんばらない工夫”は、心にもやさしくて、長続きします。
続けられることが一番。
そう思えるようになってから、毎日がずいぶん楽になりました。


🌟 終章:スーパーエイジャーは、今この瞬間を大切にする

若いころの僕は、
「先のことばかり」考えて生きていたように思います。

でも、年齢を重ねた今はちがいます。
今日一日、元気に起きられたこと。
自分の足で歩けること。
お母ちゃんと「おはよう」と言い合えること。

それが、どれだけ尊いものか。
その価値を、ようやくじんわりと感じられるようになりました。

スーパーエイジャーとは、
筋肉や記憶力の話だけじゃない。
**「今この瞬間を、ていねいに生きる力」**のことだと、僕は思っています。

これからも、特別なことはしません。
ただ、小さな習慣をそっと積み重ねていきます。

それが、
僕のスーパーエイジャーの道。
そして、今この瞬間を大切にするということ——
そのものなのです。

今日も、いつも通りの習慣を重ねることができた——
それだけで十分、心と体は喜んでくれている気がします。

年齢を重ねても、まだ見つけられる“新しい道”がある。
無理なく、自分らしく、その道を深く歩んでいけたら。
僕はこれからも、そんな生き方を続けていきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの日々にも、健やかな歩みと、やさしい光が届きますように。

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